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「第1回みやざきのキッズデザイン展」が開催されました

2025年11月28日から12月5日までインタークロスにて、第19回キッズデザイン賞最優秀賞「内閣総理大臣賞」の受賞を記念した展示会「第1回みやざきのキッズデザイン展」が開催されました。
コンテンポラリーダンスカンパニー「んまつーポス」と宮崎市産業政策課が協力して、市内の小学生らと取り組んだ「ここほれワンワン!デザインがザクザク!キッズプロジェクト」。子どもたちが宮崎市内の企業を巡り、“子どもにやさしいデザイン”を見つけ、伝えるプロジェクトをパネルなどで紹介しました。

特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催するキッズデザイン賞は、「子ども自らが次の社会づくりに参画する」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもたちが安全・安心に日々を暮らせる」「誰もが当事者として子育てに参加する」、これら4つのゴールを実現するための優れた製品・サービス・空間・活動・研究を顕彰する制度です。
展示会ではキッズデザインの概要や賞の目的、ミッションを紹介しました。

2007年からスタートしたキッズデザイン賞に今年は全国から6975点が応募。同プロジェクトは、子どもが主体となって街づくり、企業体験を推進し、「子どもの社会参画」の好事例として評価され、内閣総理大臣賞を受賞。県内初の快挙です。

企画したのは、「逆さから物事を考える」をモットーに活動するクリエイティブ集団「んまつーポス」。第1回からさまざまなプロダクトを応募し、同カンパニーが運営する「透明体育館きらきら/国際こども・せいねん劇場みやざき」(CandY)など、今回のキッズプロジェクトを合わせて、これまでに10の賞を受けています。

今回の取り組みは、2025年の春・夏・秋・冬休みを利用して、小学生たちが「んまつーポス」やボランティアメンバーの中高生らと一緒に宮崎駅周辺、宮崎空港のほか、市内13の企業を訪問。社内見学や働いている人たちへのインタビューを通して、子ども目線で約170個の企業やまちの魅力を発見しました。

展示会では子どもたちが訪問した12の企業を紹介。「機械に乗せてくれた、人がやさしい」「スリッパがきれい」などといった各企業で見つけたキッズデザインや、訪問時の様子を写真で伝えました。会場は「んまつーポス」がレイアウトを担当。見学者にパネルを見ながらゆっくり語り合ってほしいと、隣り合うように椅子を配置している点など、「多くの人にキッズデザインを届ける」ための仕掛けが用意されていました。

今回の企画が生まれたきっかけは「これって、子どもは審査員になれないんですか?」というキッズデザイン賞のリーフレットを手にした小学生の一言。そこから子どもたちはキッズデザイン賞について学び、「子どもが主役」の取り組みが生まれました。25年10月6日に都内であった表彰式にはプロジェクトメンバーの子どもたちも参加。内閣総理大臣賞受賞の報告をするために河野知事や清山市長への表敬訪問も実現しています。
展示された8日間ではインタークロスの受講生はもちろん、多くの人たちが来校して見学。「宮崎市のステキな企業のステキな所をキッズの目線から教えてもらいました!」などとたくさんの感想が寄せられました。

「子どもに優しい街を作っていくために、宮崎の各エリアにキッズデザイン室を作りたいです」と、んまつーポスの豊福彬文代表。他県でも「ここほれワンワン!」を取り入れたい!という声が上がっているとのことで、プロジェクトの全国への波及など、今後の展開がとても楽しみです。

「その可能性に『エール』を」を掲げて、キャリアデザインを支援するインタークロス。子どもたちの社会参加の可能性を広げる取り組みを今後も応援していきます。

「んまつーポス」のサイト
キッズデザイン賞のサイト

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