2023年7月30日にインタークロスにて「Figma宮崎ミートアップVol.01 キックオフミーティング」と題した勉強会が開催されました。
今回の勉強会は「Figma公式コミュニティ Friends of Figma Miyazaki」発足後、第一回目の勉強会として企画されたものです。
株式会社ライトライトのデザイナー・塩月慶子さん、デザイナー/アートディレクターの黒葛原道さん、合同会社KAMENOCO代表のかめもときえさんの3名が主催し、インタークロスを会場にしておこなわれました。
Figmaはブラウザ上でチームメンバーとアイデアを共有したり、デザインの設計や構築ができるデザインコラボレーションツールです。
2022年7月には日本語版がリリースされました。
日本国内でも各地域に「Figma公式コミュニティ」が誕生しており、イベントや勉強会が開催されています。
当日は50名を超える参加申し込みがあり、Figmaの注目度が高まっていることがうかがえました。
現役のデザイナーはもちろん、事業会社でwebサービスの開発をおこなっている方やwebデザインを学んでいる職業訓練の受講生の方など、幅広い属性の方が参加しました。
イベントの冒頭では、黒葛原さん、塩月さん、かめもとさんがコミュニティ立ち上げの背景を説明。
オープニングセッションとして黒葛原さんからは、「Figma公式コミュニティ Friends of Figma Miyazaki」として今後どのようなことをやっていきたいか、それに向けたメンバー募集のお知らせがありました。
コミュニティの活動内容についての説明が終わった後は、みんなで交流タイム。
Figmaが提供しているFigJamというオンラインホワイトボードのサービスを使って、みんなで同時編集を体験しました。
ノートPCを持参した参加者が同時に、イベントのページへログイン。
コメントを残したり、自己紹介カードを書いたりそれぞれ自由に編集をしていきます。
実際の画面がこちらです。
同時に20名以上の参加者がドキュメントを編集し、リアルタイムで内容が変わっていきます。
FigJamに初めて触れる参加者もいましたが、直感的に操作ができていました。
参加者からの質問もFigJam内の付箋を使って集め、進行役の3人が回答するという形で実施しました。
「コーダーさんから見たFigmaはどうなのかを知りたい」「Figmaを学ぶのにおすすめのYouTubeは?」などの質問が寄せられました。
休憩時間を挟み、かめもとさん、塩月さんによるセッションがありました。
かめもとさんのセッションでは『Figmaのはじめかた』というテーマで、Figmaの初期設定、Figma/FigJamの違い、ワークスペースの構造、料金プランを解説。
これからFigmaを始める人のために、流れが分かりやすくまとめられていました。
塩月さんのセッションでは『デザインシステムから学ぶFigmaの使い方』というテーマで、大手企業がFigmaを使用してデザイン開発をおこなっている事例を紹介。
デジタル庁が公開しているデザインシステムを実際に展開しながら、デザイン設計について学べる時間になりました。
セミナーの最後には主催者3名の挨拶があり、今後のイベントについても皆さんにぜひ参加をしてほしいという呼びかけがありました。
「Figma宮崎ミートアップVol.01 キックオフミーティング」は大勢の参加者があり、第2回の開催が待ち遠しいイベントとなりました。
今後もイベントの模様をお届けしていきたいと思います。
Friends of Figma Miyazakiの情報は以下のページをご覧ください。
Friends of Figma Miyazaki