2016年5月20日(金)、インタークロスで『2017新卒 宮崎就活計画』を開催しました。2017年春に大学・専門学校等の卒業を予定している、約50名の学生の皆さんにご参加いただきました。
当日は「宮崎ではたらくこと」について様々な角度から考え、地方から仕掛ける企業の実態を知ってもらうことを目的とし、各業界のトップランナーによるトークライブや、県内企業12社の座談会をおこないました。
オープニングでは、就活中の学生×社会人2ヶ月目の新入社員によるトークセッションをおこないました。就活に関する不安や疑問はもちろんのこと、社会人になってプライベートがどう変化したのかなど、踏み込んだ話題も飛び出しました。
■地方から仕掛ける!
スピーカー:日南市役所 商工観光課 マーケティング専門官 田鹿倫基さん
田鹿さんは宮崎大学を卒業後、リクルートやアドウェイでネットビジネスに携わり、29歳の若さで日南市マーケティング専門官に就任しました。日南市へのベンチャー企業誘致や、インキュベーション室の設置など様々な施策にチャレンジしています。大学卒業後、どのようにキャリアを積んできたのかという体験談とともに、これから社会人になる皆さんがどのように職業を選択してけばよいかを、具体的なデータや事例を元にお話ししてくれました。
■はたらき方の作り方
スピーカー:株式会社電通CDC コミュニケーション・プランナー 越智一仁さん
小林市出身で、電通のCDC/Dentsu Lab Tokyoコミュニケーション・プランナーとして活躍している越智さん。手掛けた作品は国内外で多数の受賞歴があり、小林市PRムービー「ンダモシタン小林」は思わず2度見してしまう動画として、全国的にも大きな話題となりました。
越智さん自身も就職するまでに色々と悩み、仕事を始めてからもいろいろな壁にぶつかることがあったといいます。ご自身の体験を交えて、就職活動を控えたみなさんが『知っておくとちょっとトクするような、はたらき方をつくるための話』をしてくれました。
どのセッションでも学生みなさんが真剣にメモをとり、耳を傾けていました。
ランチタイムは九州パエリアが登場。
食事をとりながら県内企業の経営者や採用担当者が学生のみなさんと交流し、盛り上がりを見せていました。
インタークロス2階の各部屋では、新卒採用をしている企業と直接話ができる『企業×学生 近キョリトーク』が開催されました。12社の企業が参加し、1社あたり約45分のプログラムを実施しました。
仕事の内容が体験できるワークショップを実施したり、業界について詳しい話が聞ける時間を設けるなど、各社それぞれが会社説明だけにとどまらない企画を実施しました。どの教室にも多くの学生が着席し、学生の皆さんからは「興味のなかった業界だったけど、参加をしたらとても興味が湧いた」「ワークショップをやってみて、この仕事の面白さに気づけた」といった感想が寄せられました。
イベントの最後には抽選会もおこなわれ、参加した学生のみなさんに抽選でプレゼントが渡されました。